【読書】自分の人生をコントロールするには－3週間続ければ一生が変わる

再読したので記録。人生を変える101の英知ということで、101個の啓発的な話が書かれている。そのひとつひとつは3ページ以内にまとめられていて、気になったものから気軽に実践できるような内容になっている。また101個の英知は下記10個のカテゴリーにわけられているので、自分の弱いところから実践してみたり、各カテゴリからひとつずつ実践していったりするとよいかも。

行動力：「できない自分」から行動型人間へ
時間管理：「時間のムダづかい」から有効活用へ
ポジティブ思考：「弱気な自分」から一歩前に出る自分へ
自己実現：「不満・くすぶり」から能力開花へ
意識改革：「気分屋」から意識的な生き方へ
癒しと健康：悪いストレスから心身のリフレッシュへ
発想力：とめどない忙しさから心の豊かさへ
人間関係：「つきあいべた」から積極的な人脈づくりへ
家族愛：「仕事人間」から賢い家庭人へ
目標実現型人生：無目的人生から「実りの人生」へ

正しい選択で自分の人生をコントロールできるか

人生の質は、選択と決断の質によって決まる。その範囲は、選んだ職業から読む本、毎朝起きる時間、一日の中で考え事をする時間まで、多岐にわたる。正しい選択をすることで意志の力を示せば、人生をコントロールできる。

101個にわたっていろいろためになることが書いてあったが、一生を変えるためのポイントはここに集約されている気がした。人生の様々な問題や分岐点において、正解なんて存在しない、という考えもあるだろうし、理解できなくもない。ただ、自分にとっての正解、個人のある価値観に基づいた正解というのがあって、それが自分にとっての正しい選択なんだろうと思う。自分にとっての正しい選択の積み重ねで、自分の人生をコントロールすれば、満足のいく人生を過ごすことができるのかもしれない。

果たして実践できるかどうか

最後に個人的に生活に取り入れてみたいものをあげておく。こうやってみると足りてないこととか、こうだったらいいなと思っている部分が多いな。

最初の21日間を乗り切る【行動力】
→人間は変化に抵抗し現状を維持しようとする。21日間を乗り切れば習慣化はぐっと楽になる。
小さなことを考えない【行動力】
→心のなかですばらしい考えを育てる。自分が考えている以上にすばらしくはなれない。
具体的で明確な目標を設定する【行動力】
→選択肢が多い中正しい選択ができ、機械を逃さないよう注意していられ、行動の筋道を明らかにできる。
もっとリスクを負う【行動力】
→片足を2塁につけたまま3塁にはいけない。
変えられないことを心配しない【行動力】
→心配ごとの50%は起きそうもなく、26%はもう変えられない過去のことで、8%は他人のどうでもよい意見で、4%は解決済みで、注目すべきは6%だけ。
日の出とともに起きる【時間管理】
→やっぱり朝の時間を活用したいよね。
通勤時間を移動大学にする【時間管理】
→最近は各駅停車で本を読むようにしている。片道50分くらい。
時間を価値あるものに集中して使う【時間管理】
→まったくすべきでないことを能率的にする。これほど無駄なことはない。
時間を効率的に管理する【時間管理】
→全てのことは一定回数しか起きず、その回数は極めて少ない。あと何回満月を見られるだろうか。
日記ではなく日誌をつける【ポジティブ思考】
→日記はいろんな出来事を記録する。日誌はそれらを分析し評価する。人生が一考に値するなら書き留めておく価値がある。
問題をリストアップする【ポジティブ思考】
→問題をきちんと述べられれば半分は解決したようなものだ。
心を奮いたたせる引用句を集める【ポジティブ思考】
→偉大なる引用句は1行のなかに豊富な知恵を含んでいる。
ゴールドカードを持ち歩く【自己実現】
→最優先事項を再確認し大事なことに集中する。
体という寺院を大切にする【癒しと健康】
→体は資本。
思考に向く環境を整える【癒しと健康】
→あなたの考えることは、あなたが付き合う人々、読む本、話す言葉、日々の物質的環境によってかたちづくられる。
常に本を持ち歩く【発想力】
→5年後のあなたは、主に2つのことから影響を受けている。付き合う人々と読んだ本だ。
ライフ・ストーリーを書き直す【目標実現型人生】
→時間に関してもっともすばらしいことのひとつは、前もって時間を無駄にはできないという事実。自分さえその気になれば明日から早起きすることができる。いつもなりたがっていた人物になるのに遅すぎることはない。