「考えること」と「悩むこと」
先月から参加している研修が、そろそろ折り返し地点というところになった。途中脱落者もいると聞いていたが、未だに欠席者はゼロだ。そろそろサボりたいんだけど、先陣切るのもはばかられるしなぁ。
週に2回、そのうち1回は必ず課題がでる。これがまた厄介で、土日を潰してやることになる。仮説立てたり検証したり資料まとめたり。やればやるほどコンサルは自分のやりたいことではないなという想いが募っている。結局虚業なんだよな、という気持ちばっかり湧いてくる。コンサル嫌いなクライアントの気持ちがほんとによく分かるわ。
とはいえ、生活をする手段としては高給が望め、世間からの憧れの目がないわけでもなく、そういった面では悪くないわけで、途中で投げ出してしまうのもそれはそれで違うのかな、と思ったり。研修で身につける知識や技術自体はコンサルタントじゃなくても役にたつわけだしね。
先日読んだ本で、「考えること」と「悩むこと」は違うと書かれていた。「考える人」は未来を見ていて判断基準を持っている。「悩む人」は過去を意識し、判断基準がない。転職活動に悩む人の事例が書かれていた。この本によると私はまさに「悩む人」だ。
研修に参加するかどうかも決めきれなかった。判断基準がないからだ。業務も閑散期で時間があったから参加することにしたけど、参加する目的や目標もなくだらだら通っているだけだから、途中でやめたいなぁとか「悩む」んだろうな。
自分のポリシーがあれば、すぱっと辞める辞めないを決められるはずだ。よし、自分の軸を決めよう。やっぱりやりたいことやって生きたいよな。よし、やりたいことかどうか、が自分の判断基準だ。いや待てよ、でもそれなりの贅沢もしたいな。給料さげたくないし。そう思うとやっぱり金銭的に余裕のある生活を目指すのが軸かな。え、でもやりたくないことしたくないし・・・。うーん、自分の軸ってなんだろうな。「悩む」わ。
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