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満員電車はもういやだ

柄にもなく研修に参加することにした話

これまでに会社で開かれる研修と呼ばれるものに参加したのは、新卒で入社したときの新人研修だけだ。実質、研修には参加したことがないってこと。そんな私が、このたびとある研修に参加することにしてみた。

この研修は社内での人材抜擢のオーディションを兼ねているものだ。いい成績を残せば、社内でのポジションやアサインされる仕事の幅が広がる可能性が高い。参加には他薦が必要なので、他の参加者も精選されている。その中で一歩抜きん出るのはたやすいことではない。

みんな気合いが入っている。1位狙いますとか言っちゃてる。私は冷めた性格をしている。何に対しても3歩くらい離れた位置にいるかのようなスタンスだ。やる気なく見られてしまうことが多い。ただし、「第一印象は」、である。

人一倍こだわりも強いし自論も強い。負けん気だってかなり強い。競争は大好きだ。蹴散らしてやる…くらいの気持ちは持ちあわせている。なんでかはわからないが、私はそれを外には出さない。

 

この研修は自分には向いていない。自分でも思うし、私を知る人も同じように思うだろう。えっ、あのお前が研修に!?冗談だろ、と。

それでも参加せずにはいられなかった。これをきっかけに、停滞モードのいまの生活が大きく変わる気がしてならない。いや、変える。これをきっかけに変えるんだ。こいつが「まずやってみる」の第一弾なのだ。